内側上顆炎（ゴルフ肘）とは、肘の内側（内側上顆）に付く筋肉に負担がかかることで肘の内側に痛みが出るものです。

ゴルフをしている方に多く出現しますが、長時間のデスクワークによるタイピングが原因で起こる場合もあります。

原因は、使い過ぎが原因となることが多いですが、負担がかかってしまう背景も考える必要があります。

原因①

ゴルフのスイングやタイピングなどによる使い過ぎ

→クラブを握ったり、タイピング時に指を曲げる筋肉は肘の内側から付くので使い過ぎにより肘の内側が何度も牽引されると炎症が起こりやすくなります。

原因②

肩や背骨、股関節の可動域減少

→ヒトには『動くべき関節』と『安定すべき関節』があり、上記の関節が動かないことで肘の関節周囲に負担がかかりやすくなります。

ゴルフ肘は、再発するリスクが高く慢性化しやすいです。

その為、原因を早期かつ根本的に改善する必要があります。

治療方法①

炎症が強いときには、鍼灸治療や超音波、テーピングなどにより炎症を抑えることを目的に行います。

腕は毎日使うものなので、なかなか改善しにくいです。

その為、早いうちから細胞へ刺激を入れて活性化させ治癒力を高めることが重要になります。

炎症が落ち着いてきたら、全身の関節矯正や末端調整と呼ばれる関節の歪み（捻じれ）を改善していきます。

負担がかかっている原因となるものを取り除かないと何回も再発してしまいます。

その為、それぞれの関節の可動域を正常化すること重要になります。

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